私たちが医療機関にかかるとき、『病院』でひとくくりにしていることが多いのではないでしょうか？厳密にいえば「病院」と「クリニック」には違いがあり、医療法によって定められています。
まずいちばんの違いはその規模です。病院の場合は入院施設としてベッド数が20床以上、医師の数も最低3人以上が必要です。これに対して、クリニックは入院施設がなくてもよく、ベッド数も19床以下となっています。また医療機関としての役割にも違いがあり、病院が難病・重傷者を治療するよう高度な医療設備と医療行為を行うことが中心なのに対し、クリニックは軽いけがや病気、慢性疾患などの患者の治療が中心となります。
病状によっては、クリニックから病院に移ることもあります。そのとき「紹介状」が発行されますが、正しくは「医療情報提供書」といい、これまでの検査や治療内容、どんな薬を処方しているか等の情報が書かれているのです。
紹介所を持参することでスムーズな受診ができますから、体調不良を感じたときは、まず街のクリニックにかかることをお勧めします。ちなみに紹介状を持参せずに病院にかかる場合、医療費とは別に選定療養費がかかる場合もあります。
現代はストレス社会だとよく言われますが、あなたにとってのストレスは何でしょうか？
仕事上で抱える締切りや責任といったストレスもあれば、家庭内の問題や、経済的不安など、その人の状況、年齢によってその要因も変わってくるでしょう。
しかしこれらはまだ比較的〝ストレスになっている〟と認識しやすいものだといえます。私たちの身近でストレス要因になるものとして、このほかにも食品添加物や農薬、環境ホルモン物質、大気汚染など、環境の中に含まれるものもあるのです。さらに近年はスマホなどでより気軽にネットに繋がれるようになり、『情報過多』というストレスも加わっています。
上に述べたように、ストレス要因となるものには実にさまざまなものがあり、私たちは知らず知らずのうちに多くのストレスにさらされているといえるでしょう。
もしあなたに原因不明の体調不良が続くようなら、それはストレスが原因になっているのかもしれません。病院で検査を受けても体に異常がみられないような場合、精神的な疲労が原因になっていることを疑ってみてもいいかもしれません。
幸か不幸か、女性ばかりの職場で働いているのですが、すっかり異性扱いされなくなりました。そんな環境で働いていると、女性のコミュニケーションの巧みさというか、本音と建前の扱いに驚くことがあります。
よく女性に言わせると男性は勘違いしやすい！ということですが、ほんとそうだなーと思うと同時に、「そりゃ男は勘違いするよ！」と言いたくなることもあります。それほど女性は実に巧みに本音と建て前を使い分けています。
実際裏ではどんなに嫌っていても、表面上は普通に会話して笑顔でいたりするんですよね。大人の対応だということもできるでしょうが、事実、この嫌われている男性は「自分は頼りにされているから」「慕われているから」と完全に勘違いをしていました。
自分では悪くないと思っているのになかなか彼女ができないとか、デートしても長続きしないなど、そんな思いを抱いている男性がいたら、それはどこかで女性の心理を間違ってとらえているのかもしれません。勘違いを抱えたまま突っ走らないためにも、ちょっとだけ女性の心理を学んでみるのもいいかもしれません。
一般的にがん治療といえば標準治療が施される場合がほとんどだと思います。標準治療というのはいわゆるがんの三大療法と呼ばれる外科的医療、化学療法、放射線療法のことです。
がんになった場合これらの治療法から適したものを医師から進められ、それに従って治療を進めることになります。そしてその場合、周囲の人たちが異を唱えるようなことは少ないでしょう。しかし患者本人が遺伝子治療などの先端治療を受けたいと希望した場合、周囲の人間が反対することがあります。
まだ新しい治療法である遺伝子治療は、三大療法に比べると歴史が浅く、保険適応でもありません。そのため大病院で扱っていることも少ないですし、医療従事者のなかでも正確な知識を持たない方もいます。そのような状況を考慮して、信頼できるのかと疑心暗鬼になってしまう気持ちもわからなくはありません。
人は未知なもの、よく知らないものに関しては慎重になるものです。もし患者本人が遺伝子治療を受けたいと考えるのなら、正確な情報を収集することです。遺伝子治療はどんな治療で、どのような効果があり、費用はいくらくらいなのか。なぜ遺伝子治療を受けたいと思っているのか。
患者自身の治りたいという熱意が伝われば、周囲の方々も耳を傾けてくれるはずです。遺伝子治療を扱っている医療機関では、そういった患者さんの声も届いているのです。
不妊治療を始めるタイミングは？とお悩みの方も多いのではないでしょうか。
一般的に健康な男女が結婚して通常の性生活を営んでいる場合、1年以内に約80%、2年以内では約90%が妊娠しているというデータがあります。不妊の定義は「結婚して通常の性生活を営みつつ、一定期間、妊娠に至らない場合」とあるのですが、その一定期間は現在では1年となっています。以前は日本産婦人科学会によりその期間を2年としていましたが、アメリカにならい、近年日本も1年に書き換えられました。
不妊治療における1年は決して少ない期間ではありません。不妊治療は早ければ早いほどよい、ということは認識しておいて損はありません。実際、妊娠に必要な女性の卵子は加齢とともに減少していきますし、その質も低下していくのです。20代であれば神経質になる必要もないかもしれませんが、30代後半になると質が急激に低下してしまうのです。
もちろん女性側だけでなく、男性側に問題がある場合も少なくありません。不妊治療を始めるきっかけはその夫婦それぞれですが、期間が定義されていることは、ひとつの判断材料になるのではないでしょうか。子どもが欲しくてもできない、そう思っているのなら、それは始め時だということなのです。
風邪は治ったはずなのに、咳がなかなか治まらない・・・そんな状態が続いていたら咳喘息になっているかもしれません。
咳喘息というのは、気道が炎症を起こし過敏になっていて、小さな刺激でも反応して咳が出てしまう状態です。気管支の病気であり、いわゆる気管支喘息の一歩手前の状態だといえるでしょう。一般的な喘息と同じように気道が狭くなってはいますが、気管支喘息のような「ゼーゼー」「ヒューヒュー」といったような音や呼吸困難はありません。
そのためそのまま放置したり、風邪や花粉症で咳が出ているだけだと勘違いして市販薬などを服用してしまう人も多く、症状を長引かせてしまっていることもあります。咳喘息の場合、風邪薬や抗生物質はほとんど治療効果がないのです。
咳喘息が悪化して気管支喘息に進行してしまうと完治の可能性が低下してしまいます。しかし咳喘息の状態であれば、適切な処置をおこなえば完治も見込めます。もし咳が長引いている、そんな状態が続いているようであれば、呼吸器内科などの専門医を受診してみてください。
太っている人は自己管理ができていない証拠だ、などと言われます。これは果たして正しいのでしょうか？
答えは半分正解かもしれませんが、半分は外れだといえるでしょう。いくら自己管理をしたとしても残念ながら太りやすい体質というのはあるのです。確かに食事制限や運動などをして自分の体重を維持するのは素晴らしいことです。しかしそのような努力をしなくても太らない人がいるのも事実。なんだか不公平な話ですよね。
痩せている人と太っている人の体質を調べたとき、あるホルモンの分泌量に差があることがわかりました。それがＧＬＰ－１というホルモンです。別名『痩せるホルモン』とも言われるこのホルモンは、私たちの誰もが体の中に持っています。そして痩せている人はこのＧＬＰ－１の分泌量が多いことがわかっているのです。
そこで痩せている人と同じようにＧＬＰ－１の分泌量を増やしてあげようというのが、ＧＬＰ－１メディカルダイエット。痩せている人と同じように自然と食欲が抑えられるので、意識的な食事制限や運動が必要ないという、ストレスのかからないダイエット方法です。
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友人や身近な人だからこそ言えないことってありますよね。本当は誰かに話したいのだけど、相手のことや関係性を考えるとなかなか言えないこと。そんなときはカウンセラーと呼ばれる人に話してみるのも一つの手かもしれません。
国内ではカウンセラーに相談などと言うと、まるで精神を病んでしまったかのようなイメージでとらえる人もいるようです。しかしながらメンタルケアの進んだ欧米では、一般の人々がわりと普通に、風邪ひいたから病院に行ってくる・・・そんな感覚でカウンセラーのもとを訪れているのです。
自己の体調管理と同じように、メンタル管理も自分で行うものという意識が根付いているため、日常的なメンタルケアを心がけているのです。メンタルの調子が仕事のパフォーマンスに影響することはもちろん、身体の健康にも影響を及ぼします。
カウンセリングはなにも精神的な病気を治療するためだけにあるのではありません。普段の暮らしを自分らしく生き生きと生活するためにあるものです。ちょっとしたことでも構いません。もし悩みを抱えているのなら、気軽にカウンセリングを活用してみてください。
一般の病院でも専門クリニックでもAGA治療は受けられます。
ただしどちらで治療を行うかで費用には差があり、一般の病院なら10,000円から15,000円、専門クリニックなら15,000円から30,000円程度かかります。
専門クリニックのほうが高めですが、その分AGA治療に特化していて、一般の病院では受けられない決め細やかな治療やカウンセリングが受けられます。
また、専門クリニックといっても場所によって治療費にはかなり開きがあるので、いきなり行く前におおよその費用をネットで調べておくといいでしょう。
プロペシアという飲み薬を用いたAGA治療が多いです。
このプロペシアという薬は一ヶ月で7,000円から10,000円くらいかかり、AGA費用の多くを占めます。
治療費をなるべく抑えたいなら、飲み薬はジェネリック薬を処方してもらいましょう。医師に相談してジェネリック薬を処方してもらえば、飲み薬代を半額以下に抑えることが可能です。
病院で出された薬、多すぎる！と感じたことはありませんか？
先日、知人が風邪をこじらせ病院で診察を受けたのですが、処方された薬の量を見て怒っていました。その薬の量、なんと７種類！さすがに多過ぎではないかと思いました。錠剤にカプセルにシロップと・・・実に多種多様の薬があり、まさしく薬漬けでしたね。
しかし知っている方も多いと思いますが、風邪に治療薬はありません。風邪で病院に行っても処方される薬というのは、あくまで熱や鼻水などの諸症状を緩和させることを目的としていて、治療を目的としているわけではないのです。風邪の治療には栄養と休息が一番なのです。
だからといってもちろん薬に意味はないということはありません。人によっては症状を緩和させることで体力を保持させる効果もあります。
何より大事なのは風邪をひきにくい身体と環境を整えることでしょう。そうした予防の観点からも今漢方薬の人気が高まりつつあります。医療機関においても漢方薬を取り扱うところは増えていて、西洋医療と東洋医療をうまく組み合わせた治療が行われているのです。
目黒区にあるこちらの内科医院も漢方を得意とするクリニックです。興味のある方はこちらから。